毎年の旧暦7月7日はベトナム、中国、韓国やアジア圏の国々で七夕の日として知られています。
昔々から今日まで残されていた伝説は、七夕の日はおしどり夫婦の牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)のロマンチックで、せつない恋物語から由来するということです。
離れ離れにされた二人が、一年の内7月7日だけ鵲橋で再会することが許されたと伝えられています。
日本でも七夕の日があり、日本語では「たなばた」と呼ばれます。
しかし、ベトナムや中国などと異なり、日本では七夕の行事が新暦7月7日に行われることになります。
また、ベトナムや中国での恋物語では、2人の主人公が「牽牛」と「織女」と名乗られますが、日本での伝説では、その夫婦の名前が「彦星」(ひこぼし)と「織姫」(おりひめ)です。
日本の七夕と言えば、彦星と織姫の感動的な巡り会いの話以外、人々の願い事や気持ちが書いてあるカラフルで小さな紙切れが飾られる竹笹のイメージは特色の象徴になってきました。
日本人は「短冊」に願い事を書き、竹笹に飾るという風習があります。この風習は江戸時代から広がり、今日まで残り、継続されています。昔々から、竹笹は神様の木とされ、神様が宿する場所だと言われています。
小さな短冊に込める願い事が神々や星々に届けると信じられています。
小さな短冊の色そのものにも意味があります。
・赤の短冊は先祖や親への感謝を表しますから、家族や親への願い事を書くのに使います。
・青の短冊は常に本人自分自身の成長への願い事を書くのに使います。
・黄色の短冊は友情を表現する色ですから、人間関係への願い事を書くのが適切です。
・白の短冊は本人自分自身の決心を象徴するものです。
・黒や紫の短冊は学習や受験に対する願い事を書くのに使います。
皆さんも七夕の日に願い事を書くチャンスがあれば、自分の願い事にふさわしい色の短冊を選んでくださいね。
新暦7月7日において、ビーテックアジアのメンバーたちも一緒に短冊に自分の願い事を書いていました。
ビーテックアジア家族のメンバーたちの願い事が現実になりますように、お祈りします。